Koguma

ふらふらと生きたい韓国マニアのまったり生活

縛られない自由を心から幸せだと思うのは難しい。でもとても大切だということ。

こんにちは。ソウル滞在2カ月目になりました。

schhms.hatenadiary.jp

以前記事でも書いたように、私は現在留学しているのではなく、旅行しながら生活費を稼ぐプチノマド生活をしています。なので、縛られているものがゼロの状態。毎日自由に時間を使えますし、好きなことだけできる毎日です。

みんな「羨ましい~!私も海外でのんびりした~い!」と言ってきます。でもいざ行動に移している人は稀なんですよね。

ここで思ったのが、みんな本当に縛られない自由を望んでいるのか?ということ。今回は、縛られない自由を本当に幸せだと思うことの難しさ、大切さについて考えてみました。

縛られない人生=幸せ…??

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縛られない自由というものは何とも複雑なもので、一見素晴らしいように見えても、いざ完全に自由になると、その自由さが不自由に感じられたりするものです。

人間、いざ何かしなければいけないことがない状態になると、虚無感を感じたり、社会における自分の価値が下がったように感じてしまうんですよね。何もないところにポ~イと置いていかれ、迷子になったかのような気持ちになります。

なので、会社にしろ学校にしろ家族にしろ、何らかの集団に縛られている人は、自由がないと不満ばかり言って嫌がっているように見えますが、実はその縛られている状態に依存し、安心感を得ているというケースが多いんですよね。実際私も学生の頃そうでしたし、今でもそういう気持ちは残っていると思います。

私もこっちに来て2週間ほどは、毎日何をしたらいいか分からなくなり、寂しさからとにかく友人を遊びに誘っていました(笑)誰か私の空白のスケジュールを埋めてくれ~!と思うこともありました。

いわばせっかくの自由な時間を自由に使えない状態。これって精神的にかなり不健康な状態ですよね…。

縛られない自由は今まで与えてこられなかった

9年間の義務教育を終え、会社に就職し、家庭を持ち…というのが日本で一般的に言われる幸せな人生です。

でもこのような人生、どの地点を見ても何らかの組織に縛られている状態です。意識的に自分の生き方について考えなければ、縛られている状態が普通だと思うようになるのも無理はないと思います。

みんな自由になりたいと言いながらも、自由になる方法が分からなかったり、完全に縛られない自由に大して逆に不自由さを感じてしまうのは、今まで自分が主体となって自由を追求する機会が与えてこられなかったからだと思うんです。

だから、定年退職をした男性が、いざ自分の余生を楽しもうと思っても逆に仕事という生き甲斐を失って鬱になってしまったり、会社を辞めたくても不安だからやめられなかったり…という風に、何にも縛られない完全な自由を目の前にすると逆にストレスを感じてしまうんだと思います。

縛られていても心は自由でいること。

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人それぞれいろんな生き方があるので、どういう組織で働こうが、結婚しようがしまいが、大学に通おうが、専門学校に通おうが、すべてその人の選択だと思います。縛られている方が楽という人もいると思います。それもその人の自由。

ただ私が最近強く思うのは、組織に縛られなくても自由を追求できる人は、これからの時代とても強い存在になっていくということ。

たとえ時間やライフスタイルなどといった表面的なものは縛られていても、ちゃんと思考し、自分の主体性を尊重している人ならば、組織などから離れても自分の自由・幸せを追求できると思いますし、多くの人が抱いてきた理想の人生像が崩壊するときがきても、絶望せずに生き残っていけると思います。

どういう状況下にいようが大切なのは、常に自分自身に関心を持ち、考えを明確にしておくということ。いま置かれている状況について真剣に考えること、自分がいまその状況で何を感じているのか、人生において妥協できる部分とできない部分は何なのか…などなど。考えることは盛沢山です。

極端な話、傍から見て社畜のような働き方をしている人でも、その人がしっかりと頭で考え、心から納得した結果であるなら、その人は自由な人だと思います。

考えることは大変だし、時には絶望するし、不平不満だけ言いながら暮らす方が楽です。でも本当に幸せになるには、どんな状況でもしっかり考え、人生の選択権を誰にも譲ってはいけないと思います。

早いうちに縛られなくても大丈夫な感覚を掴む

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私は多くの若者が就職をする前に、一度あらゆる組織から離れて、自分のことについてもっとじっくり考える時間が必要だと思います。

大学を休学して、したいことに没頭するのもよし、海外でぶらぶらするのもよし、とにかく組織というものから一旦離れて、とことん一人で考えまくる時期が必要です。

答えは出なくても、おのずとそれが主体性を育てることにつながりますし、組織に戻っても、自分が人生において本当に望んでいることを知っている人は、簡単に人生を奪われません。

どこかの組織に所属していなくても、誰かと一緒にいなくても、誰かがスケジュールを与えてくれなくても、それは不自由ではなくて自由であること、そして自分にとって一番尊重するべき存在は自分であること。そういった当たり前のことを早いうちから意識しているとしていないとで、その後の人生大きく変わるとおもいます。

私が今回海外で短期生活をしている一番の目的も、あらゆるものから離れてとことん一人になりたかったからです。正直まだ明確な答えは出ていないけれど、組織に所属していた時には気づけなかった、気持ちの細かな変化や本当に心から求めているものが、なんとなく見えてきました。

同世代の友人よりはいろいろと遠回りしていますが、人生における大切な余白だと思って、残りの生活も楽しみたいと思います。では!